屋根葺きに用いられる伝統的な建材で、愛知県の三州瓦・島根県の石州瓦・兵庫県の淡路瓦は日本三大産地です。

土を主成分にした粘土瓦は、瓦の形に成型した粘土を高温で焼き上げて作っています。

いぶし瓦と釉薬瓦(陶器瓦)とがあります。

釉薬瓦(陶器瓦)とは? → 焼き上げる前にうわぐすり(釉薬)をかけて色をだしているものが釉薬瓦(陶器瓦)です。

いぶし瓦とは? → 瓦を高温で焼き上げた後に燻化(くんか)と呼ばれる蒸し焼き作業を加えたものが、いぶし瓦です。いぶし銀と呼ばれている薄い灰色が特徴です。

その他、金属の成型瓦・天窓用のガラス瓦・セメント瓦・コンクリート瓦がありますが、それぞれ修繕内容や耐用年数には違いがあります。


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